CEFRレベル表

2023年度春講座より各講座のレベルをより明確にするため、CEFRレベルを表示することとしました。 講座タイトルにあるCEFRレベルと講座詳細の「重点を置く学習内容」にあります表を下記の表と照らし合わせ、講座選択の際の一助となれば幸いです。

なお、CEFRレベルの設定はレベルの到達をめざすものではなく、講座内容のレベルを表すためのものですので、ご注意ください。

    理解 話すこと 書くこと
開講区分 CEFR 聞くこと 読むこと やりとり 発表 書くこと
中級以上 B2 ・トピックが身近であれば、長い話や複雑な議論の流れを理解することができる。
・自然な速さで標準的な発音の英語で話されていれば、現代社会や専門分野のトピックについて、話者の意図を理解することができる。
・難しい部分を読み返すことができれば、自分の専門分野の報告書・仕様書・操作マニュアルなどを、詳細に理解することができる。
・自分の専門分野の論文や資料から、辞書を使わずに、必要な情報や論点を読み取ることができる。
・母語話者同士の議論に加われないこともあるが、自分が学んだトピックや自分の興味や経験の範囲内のトピックなら、抽象的なトピックであっても、議論できる。
・幅広い慣用表現を使って、雑誌記事に対して意見を交換することができる。
・ディベートなどで、そのトピックが関心のある分野のものであれば、論拠を並べ自分の主張を明確に述べることができる。
・ディベートなどで、社会問題や時事問題に関して、補助的観点や関連事例を詳細に加えながら、自分の視点を明確に展開することができ、話を続けることができる。
・自分の専門分野であれば、メールやファックス、ビジネス・レターなどのビジネス文書を、感情の度合いをある程度含め、かつ用途に合った適切な文体で、書くことができる。
・自分の専門分野や関心のある事柄であれば、複雑な内容を含む報告書や論文などを、原因や結果、仮定的な状況も考慮しつつ、明瞭かつ詳細な文章で書くことができる。
B1 ・外国の行事や習慣などに関する説明の概要を、ゆっくりはっきりと話されれば、理解することができる。
・はっきりとなじみのある発音で話されれば、身近なトピックの短いラジオニュースなどを聞いて、要点を理解することができる。
・ゲームのやり方、申込書の記入のしかた、ものの組み立て方など、簡潔に書かれた手順を理解することができる。
・インターネットや参考図書などを調べて、文章の構成を意識ながら、学業や仕事に関係ある情報を手に入れることができる。必要であれば時に辞書を用いて、図表と関連づけながら理解することができる。
・個人的に関心のある具体的なトピックについて、簡単な〇〇語(例:英語)を多様に用いて、社交的な会話を続けることができる。
・病院や市役所といった場所において、詳細にまた自信を持って、問題を説明することができる。関連する詳細な情報を提供して、その結果として正しい処置を受けることができる。
・使える語句や表現を繋いで、自分の経験や夢、希望を順序だ て、話しを広げながら、ある程度詳しく語ることができる。
・短い読み物か短い新聞記事であれば、ある程度の流暢さをもって、自分の感想や考えを加えながら、あらすじや要点を順序だてて伝えることができる。
・身近な状況で使われる語彙・文法を用いれば、筋道を立てて、作業の手順などを示す説明文を書くことができる。
・新聞記事や映画などについて、専門的でない語彙や複雑でない文法構造を用いて、自分の意見を含めて、あらすじををまとめたり、基本的な内容を報告したりすることができる。
初中級 A2 ゆっくりはっきりと放送されれば、公共の乗り物や駅や空港の短い簡潔なアナウンスを理解することができる。スポーツ・料理などの一連の行動を、ゆっくりはっきりと指 示されれば、指示通りに行動することができる。 簡単な語を用いて書かれた短い物語を理解することができる。生活、趣味、スポーツなど、日常的なトピックを扱った文章の要点を理解したり、必要な情報を取り出したりすることができる。 補助となる絵を用いて基本的な情報を伝えたり、予測できる日常的な状況(郵便局・駅・店など)ならば,さまざまな語や表現を用いてやり取りができる。 一連の簡単な語句や文を使って、自分の趣味や特技に触れながら自己紹介をすることができる。一連の簡単な語句や文を使って、意見や行動計画を、理由を挙げて短く述べることができる。 日常的・個人的な内容であれば、招待状、私的な手紙、メ モ、メッセージなどを簡単な英語で書くことができる。聞いたり読んだりした内容(生活や文化 の紹介などの説明や物語)であれば、基礎的な日常生活語彙や表現を用いて、感想や意見などを短く書くことができる。
初級 A1 ・当人に向かって、ゆっくりはっきりと話されれば、「立て」「座れ」「止まれ」といった短い簡単な指示を理解することができる。
・ゆっくりはっきり話されれば日常の身近な単語や自分の家族、学校などの身の回りに関連した表現を理解できる。
・「駐車禁止」、「飲食禁止」等の日常生活で使われる非常に短い簡単な指示を読み、理解することができる。
・簡単な語を用いて書かれたスポーツ、音楽など興味のあることに関する文章を挿絵、写真を参考にしながら理解できる。
・なじみのある定型表現を使って、時間・日にち・場所について質問したり、質問に答えたりすることができる。
・基本的な語や言い回しを使って誘いを受けたり、断ったりできる。
・基礎的な語句、定型表現を用いて、簡単な情報(時間や日時、場所など)を伝えることができる。
・前もって発話することを用意した上で、日常生活に関する簡単な事実を、簡単な語、基礎的句を限られた構文を用いて、複数の文で描写できる。
・自分について基本的な情報(名前、住所、家族など)を辞書を使えば短い句または文で書くことができる。
・自分の経験について、辞書を用いて、短い文章を書くことができる。
PreA1 ゆっくりはっきりと話されれば、日常の身近な単語を聞きとることができる。 口頭活動で既に慣れ親しんだ絵本の中の単語を見つけることができる。 基礎的な語句を使って「助けて!」や「~が欲しい」などの自分の要求を伝えることができる。 簡単な語や基礎的な句を用いて、自分についてのごく限られた情報(名前、年齢など)を伝えることができる。 単語のつづりを1文字ずつ発音されれば、聞いてそのとおり書くことができる。また書いてあるものを写すことができる。

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