【E2410009】【金19:30】 ハンガリーの昔話の世界―グロテスクなモチーフ 2
【一般受付】⑤8/6(火)13:00 ~8/31(土)23:59

受付終了

講座概要

講座番号 E2410009
開催日(回数) 2024年10月04日~2024年10月18日 (全3回)
曜日 金 曜日
休講日
時間 19:30~21:00
会場 オンライン講座
定員 30 名
受講料 3,700 円

※キャンセルについて
原則として一度納入された受講料は、払い戻しができません
(仕事の都合で時間がとれなくなった場合や誤って別の講座に申し込んだ場合は、返金対象とはなりません)
※オープンアカデミー講座では、不正防止のため【ビデオオン】で受講されている方のお顔が見えている状態で参加することを受講の条件としています。

講座内容

【世界の言語と文化を知ろう!】

本講座では、民間信仰の鬼火、死者そして悪魔など、ハンガリーの昔話に登場するグロテスクなモチーフについて解説します。光をはなち荒野を飛び回る鬼火や、家族へ何かを伝えはぐれ、夜ごとに屋敷にあらわれる死んだ主人。人々がそれらに恐れとともに近づき、かかわろうとする物語には、妖精物語とは少し異なる幻想的な世界が広がっています。さらに今回は世界遺産ホッローケー村落の伝説をとりあげ、ヨーロッパに伝わる、人の手助けをする悪魔の話を紹介します。本講座ではこれらのグロテスクなモチーフの一般的なイメージをさぐるため、伝説、昔話のジャンルの違いを解説しながら、近年多様なジャンルの昔話に目を向けた研究者デーグの昔話集を中心に、英訳を含めテキストを選び、和訳を読んでいきます。さらにキーポイントとなる表現については適宜原語を紹介し、ハンガリーの文化の理解を深めます。

◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆


重点を置く学習内容

民間信仰の鬼火や、死者そして悪魔などグロテスクなモチーフについて、ハンガリーの昔話のテキストから、その一般的なイメージについて理解を深める。

受講対象者

ハンガリーという国、地域、ヨーロッパの昔話、民謡、農村文化に関心を持っている方など。ハンガリー語の知識は特に必要ありません。

テキスト

講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

備考

【一般受付】

本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付】⑤2024年8月6日(火)13:00 ~2024年8月31日(土)23:59

講座スケジュール

日程 内容 講師
1 10月04日(金)
19:30~21:00
民間信仰の鬼火の話   柴 なほ
2 10月11日(金)
19:30~21:00
死者の話(死んだ主人があらわれる話)   柴 なほ
3 10月18日(金)
19:30~21:00
悪魔の話(悪魔が手助けをする話)   柴 なほ

講師紹介

柴 なほ (しば なほ)
TUFSオープンアカデミー講師
東京農工大学農学部卒業。同大学大学院農学研究科修士課程修了。修士(農学)。修士論文のテーマは、市場経済移行期のハンガリー農業経済。1999年、2000年および2024年にDebrecen Summer Schoolへハンガリー語短期留学。共訳書にヴィシュキ『ヴィシュキ・アンドラーシュ対訳⼩詩選』(ハンガリー⽂芸クラブ)。現在、ハンガリーの民間伝承について研究を行い、研究ノート「ハンガリーの卓越した昔話の語り手の識字力について」(2023)などがある。日本ウラル学会理事、ハンガリー学会会員、日本国際児童図書評議会賛助会員。図書館司書。


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