【H2408013】【土10:00】 歴史を考えてみよう!男は狩り、女は採集?
【対象:小学5・6年生の方と保護者の方】【教養講座】【受講受付】6/6(木)10:00~6/30日(日)23:59
受付終了
講座概要
講座番号 | H2408013 |
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開催日(回数) | 2024年08月17日 (全1回) |
曜日 | 土 曜日 |
休講日 | |
時間 | 10:00~11:00 |
会場 | オンライン講座 |
定員 | 11 名 |
受講料 | 1,500 円 |
※キャンセルについて
原則として一度納入された受講料は、払い戻しができません
(仕事の都合で時間がとれなくなった場合や誤って別の講座に申し込んだ場合は、返金対象とはなりません)
※オープンアカデミー講座では、不正防止のため【ビデオオン】で受講されている方のお顔が見えている状態で参加することを受講の条件としています。
講座内容
【小学5・6年生向け教養講座】
数万年から数千年前の人類はどのような生活をしていたのでしょうか。狩猟採集生活の時代です。文字の記録もありませんし、考古学資料を主な材料として想像するしかありません。しかし、最近は考古学資料を探る技術に大きな進歩があり、先史時代の意外な世界が明らかになってきました。しかし、注意が必要です。少ない資料から生き方を想像するとき、つい現在の人類の姿を重ね合わせてしまうことがあるのかもしれません。
たとえば、社会科の教科書で縄文時代の様子を描いた絵が載っていることがあります。よく見てください。ついよく描けている、数千年前に縄文人はこのように生活していたと納得してしまいそうです。ただ、これでは諸道具・技術が未熟な状態で現代人が生きようとしたときの姿にも見えます。みなさんがおかしいな、そうだったのかな、と疑問を持っていいのです。何よりも男性が弓矢やりを持って獲物を捉えてきています。女性は座って食事を作ったり服を制作したりしています。自然なことですか? 女性は戦士として能力がないのでしょうか? 能力を持つ女性も少なくなかった? ハンターや戦士といった武器を使い、暴力的な活動に長けた女性の存在はなかったのか? 考古学的資料からどうすればわかるのでしょうか。資料があるにしてもそれをどう見ればよいのでしょうか。歴史は疑問にあふれています。少ない材料にあれこれ考えを巡らせて歴史像を大転換させてみましょう。
◆お申込はお子様のお名前、年齢でご登録をお願い致します。◆
◆対象学年のお子様が二人参加の場合、一人ずつフォームよりお申し込みください。◆
小学5~6年生以外の方が間違いによりお申し込みされた場合のご返金、及び講座への参加は出来かねますのでご注意ください。
<お申込み前にこちらをご確認ください>
◆受講案内(小学生向け)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
重点を置く学習内容
歴史で常識されていることを疑ってみる。
受講対象者
暗記ばかりの歴史には興味がない子どもたち
テキスト
講師作成の教材・レジュメ等を電子配付ならびに小学校での教科書
備考
【受講受付期間】
本講座の申込期間は次のとおりです。
【受講受付】2024年6月6日(木)10:00~2024年6月30日(日)23:59
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小学5~6年生以外の方が間違いによりお申し込みされた場合のご返金、及び講座への参加は出来かねますのでご注意ください。
講座スケジュール
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
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1 |
08月17日(土) 10:00~11:00 |
狩猟採集時代、ヒトはどう生きていたかを探る | 金井 光太朗 |
講師紹介
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金井 光太朗 (かない こうたろう)
- 本学名誉教授
- アメリカ建国期政治史。東京大学大学院中退、米国ブラウン大学留学。著作『アメリカにおける公共性・革命・国家』(木鐸社)、『アメリカのアイデンティティとナショナリズム』(共著、彩流社)『近代アメリカの公共圏と市民』(共著、東京大学出版会)など。訳書ゴードン・ウッド『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』(共訳、慶大出版)、コリン・ウッダード『11の国のアメリカ史』(共訳、岩波書店)。
受付終了