【A2404147】【木19:30】 ヨルバ語初級Ⅰ【初学者向け】(CEFR PreA1)
【一般受付】③2/15(木)15:00 ～ 3/7(木)23:59

受付終了

講座概要

※キャンセルについて
原則として一度納入された受講料は、払い戻しができません
（仕事の都合で時間がとれなくなった場合や誤って別の講座に申し込んだ場合は、返金対象とはなりません）
※オープンアカデミー講座では、不正防止のため【ビデオオン】で受講されている方のお顔が見えている状態で参加することを受講の条件としています。

講座内容

本講座ではヨルバ語の基礎文法と語彙を学びます。ヨルバ語は西アフリカのナイジェリアを中心に、隣国のベナン、トーゴでも話されています。一年間の講座で、辞書を引きながらテキストを独力で読み進められる程度の学力を目指します。
ヨルバ語は語形変化が少なく、文法は基本的に語順によって決定される、いわゆる孤立的なタイプの言語と言えます。東アフリカのスワヒリ語のように膠着的な言語とは対極的なタイプですが、両者は同じニジェール・コンゴ語族に属しており、アフリカにおける言語の多様性を示しています。
ヨルバ語の文法を特徴付けるもうひとつの要素に声調があります。ヨルバ語は母音の音程を替えることで、単語の意味を変えたり、異なった文法を表現したりすることができます。日本語にも同じ特徴があり、「カキ」という発音は「カ」の部分を高く発音すると「牡蠣」、「キ」の部分を高く発音すると「柿」、というふうに意味を変えることができ、この点で日本語とヨルバ語は共通した性質を持っていると言えます。
ヨルバ語はまた文芸が盛んな言語でもあります。ヨルバ人たちは詩や音楽を愛し、演劇を楽しみ、こどもたちに民話や諺を伝えることで、民族の知恵を次世代に受け継いできました。これらは主に口承で伝えられてきましたが、現在ではインターネットの世界にも多くのヨルバ文芸が保存されており、ヨルバ語を学ぶことで、彼らの伝える文芸を楽しむことが可能になるでしょう。
ヨルバ人は奴隷として多く連れ去られたという悲しい歴史を背負う民族でもあります。彼らは新大陸で自分たちの文化を受け継ぎ、ブラジルやキューバのアフリカ系住民には、現在もヨルバの神々を信仰する人がおり、宗教儀式ではヨルバ語が使用されています。また解放奴隷たちは故郷に新大陸の文化を持ち帰ったため、建築、衣装、料理、音楽など、ナイジェリアのさまざまな文化にそれらの影響が見られます。
ヨルバ語は日本では馴染みのない言語ですが、この言語を学ぶことは、言語の多様性についての知識を広げるだけでなく、ヨルバ人の伝える多彩な文化や波乱に富んだ歴史を知る絶好の入口となることでしょう。

◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆

重点を置く学習内容

受講対象者

初心者を対象とします。

テキスト

講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

備考

【一般受付】

本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付】③2024年2月15日(木)15:00～2024年3月7日(木)23:59

※「講座スケジュール」の内容は授業の進捗状況により変更する場合がございます。予めご了承ください。

講座スケジュール

講師紹介

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