【E2404010】【木19:30】 アメリカ・メキシコ国境地帯へようこそ
【一般受付】⑤2/16(金)13:00 ~ 3/7(木)23:59

受付終了

講座概要

講座番号 E2404010
開催日(回数) 2024年05月09日~2024年05月30日 (全4回)
曜日 木 曜日
休講日
時間 19:30~21:00
会場 オンライン講座
定員 40 名
受講料 4,600 円

※キャンセルについて
原則として一度納入された受講料は、払い戻しができません
(仕事の都合で時間がとれなくなった場合や誤って別の講座に申し込んだ場合は、返金対象とはなりません)
※オープンアカデミー講座では、不正防止のため【ビデオオン】で受講されている方のお顔が見えている状態で参加することを受講の条件としています。

講座内容

【世界の歴史と社会を知ろう!】

現在のアメリカ合衆国とメキシコ合衆国の国境は、トランプ元大統領が非合法越境対策のための「壁」の建設を訴えるなど、その政治・社会的重要性が特に注目されています。しかし、国境が定まるまでにも複雑な歴史的経緯があり、現在のような国境管理が行われるようになったのも実は最近のことです。たとえば、日本からの旅行客もよく訪れるサンフランシスコやロサンゼルスなどがあるカリフォルニア州も、19世紀の中ごろまではメキシコの領土でした。

両国をつなぐ国境地帯「米墨ボーダーランド」は、単に国境線が引かれているだけでなく、さまざまな文化や言語、慣習が接触・交差する場所としても機能してきました。この講座では、米墨ボーダーランドの歴史的変遷や、現在の姿、そこに暮らす人々の生活に焦点を当てながら、この地域の過去・現在・未来に迫ります。

第1回は、アメリカとメキシコの領土や国境線がどのように歴史的に変化してきたかを概観します。また、両国の間での人の移動の歴史も紹介します。両国の歴史にあまり詳しくないという方にも向けて、基礎的な事項を学びます。
第2回は、ボーダーランドで言語が入り混じってきた歴史に着目します。先住民の言語や入植者の言語、移民の言語などが常に多様に存在してきたボーダーランドでは、言語が混じり合うこともありました。この回では、スパニッシュとイングリッシュが混ざった言語「スパングリッシュ」を紹介します。
第3回は、ボーダーランドで発展した文化に着目します。第1回、第2回で触れるように、ボーダーランドは様々な文化や人々が接触・衝突・共存する場として存在してきました。第3回はこのような環境で生まれた文学作品や芸術作品を紹介します。
第4回は、現在のボーダーランドを取り巻く課題のうちいくつかを取り上げ、第1回から第3回までの学習内容を復習しながら、その関連性について考えます。

◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆


重点を置く学習内容

アメリカ、メキシコ両国の歴史、文化、国境地帯の特色

受講対象者

アメリカやメキシコ、両国の関係性に関心のある方や旅行・在住したことのある方、「移民問題」に関心のある方など幅広い関心をお持ちの方を歓迎します。英語やスペイン語が少しでも読めると、さらに興味を持っていただけると思います。

テキスト

講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

備考

【一般受付】

本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付】⑤2024年2月16日(金)13:00~2024年3月7日(木)23:59

講座スケジュール

日程 内容 講師
1 05月09日(木)
19:30~21:00
⑴イントロダクション・米墨ボーダーランドの地理的変遷   髙橋 茜
2 05月16日(木)
19:30~21:00
⑵米墨ボーダーランドの生活空間 (言語)   髙橋 茜
3 05月23日(木)
19:30~21:00
⑶米墨ボーダーランドの生活空間 (文化)   髙橋 茜
4 05月30日(木)
19:30~21:00
⑷米墨ボーダーランドの現在と未来   髙橋 茜

講師紹介

髙橋 茜 (たかはし あかね)
TUFSオープンアカデミー講師
南カリフォルニア大学大学院博士課程。専門はアメリカ労働史・移民史で、メキシコ系移民とアジア系移民に着目したマルチエスニックな労働組合に関する研究を行っています。これまでは、国際機関やNGOなどで西半球を移動する人びとの課題に向き合う活動のかたわら、大学で複合的な歴史を学び研究してきました。この講座を通して、受講生の皆さんと一緒に考えを深める機会になることを楽しみにしています。


受付終了

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