【E2404005】【木19:30】 ハンガリーの昔話の世界―グロテスクなモチーフ 1
【一般受付】⑤2/16(金)13:00 ~ 3/7(木)23:59

受付終了

講座概要

講座番号 E2404005
開催日(回数) 2024年04月18日~2024年05月09日 (全3回)
曜日 木 曜日
休講日 5月02日
時間 19:30~21:00
会場 オンライン講座
定員 30 名
受講料 3,700 円

※キャンセルについて
原則として一度納入された受講料は、払い戻しができません
(仕事の都合で時間がとれなくなった場合や誤って別の講座に申し込んだ場合は、返金対象とはなりません)
※オープンアカデミー講座では、不正防止のため【ビデオオン】で受講されている方のお顔が見えている状態で参加することを受講の条件としています。

講座内容

【世界の言語と文化を知ろう!】

本講座では、民間信仰の鬼火や、死者そして悪魔など、ハンガリーの昔話に登場するグロテスクなモチーフについて解説します。闇夜に光をはなち、恋人のもとに通う鬼火や、月光に浮かび上がる死んだ婿の話をひもとくと、そこには妖精物語とは異なる、恐怖と異性への感情の入り混じる幻想的な世界が広がっています。また、悪魔との契約の話では、結婚式での女の邪悪な願いが悪魔に届き、それが思わぬ因果を産みますが、ハンガリーの人々の悪魔のとらえ方がよくあらわされています。今回はこれらのグロテスクなモチーフの一般的なイメージさぐるため、鬼火と死者については近年多様なジャンルの昔話に目をむけたオルトゥタイやデーグの昔話集から、悪魔についてはクリザによる19世紀のトランシルヴァニア地方の昔話集から英訳を含めてテキストを選び、和訳を読んでいきます。さらにキーポイントとなる表現については適宜原語を紹介し、ハンガリーの文化の理解を深めます。

◆受講案内(受講規約)◆
◆オンライン講座に係る環境準備◆
◆よくある質問◆


重点を置く学習内容

民間信仰の鬼火や、死者そして悪魔などグロテスクなモチーフについて、ハンガリーの昔話のテキストから、その一般的なイメージについて理解を深める。

受講対象者

ハンガリーという国、地域、ヨーロッパの昔話、民謡、農村文化に関心を持っている方など。ハンガリー語の知識は特に必要ありません。

テキスト

講師作成の教材・レジュメ等を電子配布

備考

【一般受付】

本講座の一般受付期間は次のとおりです。

【一般受付】⑤2024年2月16日(金)13:00~2024年3月7日(木)23:59

講座スケジュール

日程 内容 講師
1 04月18日(木)
19:30~21:00
昔話を読む:ハンガリーの民間信仰の鬼火の話   柴 なほ
2 04月25日(木)
19:30~21:00
昔話を読む:死者の話(死んだ婿があらわれる話)   柴 なほ
3 05月09日(木)
19:30~21:00
昔話を読む:悪魔の話(悪魔との契約の話)   柴 なほ

講師紹介

柴 なほ (しば なほ)
TUFSオープンアカデミー講師
東京農工大学農学部卒業。同大学大学院農学研究科修士課程修了。修士(農学)。修士論文のテーマは、市場経済移行期のハンガリー農業経済。平成11年、12年にDebrecen Summer Schoolへハンガリー語短期留学。共訳書にヴィシュキ『ヴィシュキ・アンドラーシュ対訳⼩詩選』(ハンガリー⽂芸クラブ)。現在、ハンガリーの宗教的民間伝承について研究。日本ウラル学会理事、ハンガリー学会会員、日本国際児童図書評議会賛助会員。図書館司書。


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